モッツァレラとトマトのバゲットサンド~ラ セゾン
ラ セゾンのバゲットでカスクルートをつくる。
仕上げに振ってある粉が何ともいえない感じで食欲をそそる。
バゲットとしてはかなりしっかりしているので何をはさんでも合うとは思うのだがここは一つ王道で、モッツァレラとトマトのサンド作ることにした。なんだかこのバゲットを眺めていたら無性にこれが食べたくなったのだ。

ラ セゾンのバゲットは他のお店のものと比較してかなり細身なので、クラストが硬くかみごたえがあるわりには、モッツァレラのような軽めの食材ともバランスが取れるような気がする。

【材料】 バゲット1本分
モッツァレラ 1個
完熟トマト 1ケ バジル数枚
オリーブオイル 少々 ホワイトビネガー少々 塩コショウ

モッツァレラと完熟トマトを適当な厚みにスライスする。バジルは適当な大きさにちぎっておいて、モッツァレラとトマトと一緒にボールに入れ、オリーブオイル、塩、コショウでマリネする。個人的には気が向いたときは白ワインビネガーを少し入れる。
バジルの葉でジェノベーゼソースを作っても良いのだが今日はシンプルにマリネだけで。それだけでも十分うまいから。

もちろんバゲットは温める。もうこれは絶対。
あったまったバゲットにトマトとモッツァレラを交互に並べるようにはさみ、バジルの葉も適当にはさみこんだら、改めて黒コショウを振って出来上がり。
食べてみる。
よくお店で販売されているモッツァレラのサンドもおいしいけどあれは全体が冷たいでしょ。これはアツアツのバゲットでできているのだが、もうそれだけで全然別物。
バリッとくるクラストの歯ごたえと一緒にトマトとチーズのうまみが口の中に広がる。バジルのさわやかな香りが後からついてくる。温められたバゲットの熱量のせいか、一つ一つの味や香りの広がりがとても膨らんでいてものすごくリッチな感じになる。
とてもうまいです。ぜひ一度お試しください。
(平岩 高弘)