ブーランジェリー・ササ

渋谷区笹塚にあるブーランジェリー・ササにやってきた。京王線の笹塚駅から歩いて3分くらいの甲州街道沿いにあるブーランジェリー。オーナーシェフは笹島博之さん。

ブーランジェリー・ササ

お店の前まで来るとパンの焼けるいい匂いが道にまで広がっていて、これは知らなくても思わず入りたくなるよな~という気がする。

狭いながらも50種類ぐらいのパンがある。しかもお値段かなりおさえめ!

店内は結構狭くて、1人か2人入ると他の人は外で待ってるような感じになる。その中でざっと50種類以上のパンが並べてあって、チキン竜田バーガーとかの惣菜パン系から全粒粉のクロワッサンまでいろいろなタイプのパンがそろっていていかにもおいしそうだ。しかも値段は良心的。こういうお店が家のそばにあったらすごく楽しいと思う。

バゲットは白粉バゲットとオーガニック・バゲット・オ・ルヴァンの2種類がおいてあった。白粉バゲットは形状がかなり太めでバタールに近い感じで、料理店にも卸していて、販売の数もオ・ルヴァンよりもでているとのこと。参考までに値段は280円。双方とも低温長時間発酵で作っている。今回はあえてオーガニック・バゲット・オ・ルヴァンを買うことにした。理由はこっちのほうが細長くてクラストが楽しめそうだから。

オーガニック・バゲット・オ・ルヴァン

【スペック】

全長:46cm  全重:298g  中心部の周囲:17.5cm  高さ:4.1cm  幅:6.4cm

【価格】

380円

お店のHPにも書かれているのだが、ここパン全体にたいして笹島さんの出身地で作られた国内産の小麦からできた小麦粉を使うという考え方で製法を工夫しているという。

バゲットに対しても同様で、メインになる北米産の粉に対して3%程度この小麦粉をブレンドしてる。酵母はリンゴの皮とレーズンから作った自家製の液種を使用。バゲットの製法もヒビ工夫されているらしい。以前は生地の自然の力を大事にすること考えていたたため、できるだけ生地に触らないような製法を取っていたが、現在は焼き上がりにすこしふくらみが出るように成形の際に生地を締めるようにしているという。クープもより開くようにしている。

きめが細かそうなクラム

たしかに白粉バゲットほどではないにしろ、このバゲットも少し太めのタイプである。カットしてみるとまず最初に目を引くのはクラムの色で、かなり濃く、コーヒー色と言いたくなるような色合いが特徴。きめは細かいほうで、細かな気泡がたくさんありいかにも口どけが良さそうだ。

コーヒー色のようなクラムはコクが感じられる

クラストはうすく、軽やかな食感だ。引きが強いという感じではなく、ぱりぱりとした食感を楽しむタイプ。塩味は自然で、噛みこんでいくとかすかに酸味を感じる。こういうところは完全に好みだと思うが、いかにも天然酵母ですというような酸味を強く感じるタイプよりもこういう抑え目な風味のほうが個人的は好きだ。

塩味や酸味が自然な感じに抑えられているからだろうか、穀物としてコクをとても強く感じておいしい。いかにも穀物を食べているような感じがして食べごたえがある。食感が柔らかい割に、どっしとした穀物の風味が楽しめる個性的なバゲットだ。

(平岩 高弘)

 

◆ブーランジェリー・ササ

Tel  : 03-3375-5875

Adress  : 東京都 渋谷区 笹塚2-7-10-1f

Open  : 10:00~20:00

HP  : http://boulangeriecaca.web.fc2.com/

 

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