パーラー江古田

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2013年1番最初のブーランジェリーはパーラー江古田です。

西武池袋線江古田駅をおりて駅のすぐそばにある浅間神社のみごとなケヤキの大木を右手に見ながら商店街の中に入っていき、5分ほど歩いたところにパーラー江古田はある。いかにもパン屋さんという感じとはすこしテイストの違う店構えなので気をつけていないと通り過ぎてしまうこともあるかもしれれない。

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パーラー江古田

もっともお店の前には小さなそれでいて味のある立て看板がおいてるのでそれを目印に歩いていけばすぐにみつかるだろう。看板にはちょっと心温まるような言葉が書き込まれていて、それだけでうれしくなる。

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暖かいコメントがなんかうれしい

中に入ってみると、10坪くらいの広さだろうか奥に向かって広がった空間があり、大きなカウンターが据えられていてそこではカフェのように食事ができるようになっている。ちょっと暗めで、いわゆるカフェのような明るい雰囲気とはちょっと違った落ち着いた空間だ。もちろんパンも売っているのだがいかにもゆっくり食事をしたくなるような空気が流れている。なるほど、入ってみると「パーラー江古田」だというネーミングがとてもしっくりくる。

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右奥にあるのがクルミのコンプレとバゲット

まるで食事がメインのような書き方をしてしまったが、前出の通りパンのテイクアウトも行っていてそういう客さんもたくさん来て並んでいる。お店に入ったすぐのところにある棚には、ハード系のパンや角食、タルトといったケーキ系のパンが所せましと並べられている。

オーナーシェフは原田 浩次さん。

「バゲットが好きでいろいろ食べ歩いてるんですよ」と話すと、お客さんの応対の合間にいろいろお話を聞かせていただいた。バゲットの粉は北海道と長野の粉を中心にフランスのものを少量ブレンドしているという。以前は国産だけで作っていたそうだが、バゲットにしっかりした重みをつけたくてフランスの粉を加えるようにしたそうだ。

「やっぱり、かなり変わりますよ」と原田さんのコメント。

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タルトもあります

酵母も、以前はイーストだけを利用しいたらしいのだが、最近はイーストとヨーグルトからとった天然酵母を併用しているとのこと。やはり、絶えず改良をかさねているのだなぁと改めて感心してしまう。

「これ、ちょっと食べてみてくださいよ」と、原田さんがクルミのコンプレを薄くスライスしてくれた。なんてありがたいんだ!この人柄がパーラー江古田の何とも言えない居心地の良さにつながっているのだろう。何ともいい色に焼きあがっているコンプレは、目がしっかり詰まっていて味が濃く、とてもおいしかった。

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バゲット

【スペック】

全長:44㎝ 全重:210g  中心部の周囲: 17.5㎝ 高さ:6.1㎝ 幅: 4.1㎝

【価格】

280円

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香ばしそうなクラスト

このバゲットはまず見た目のインパクトに驚かされる。かなり色が濃く、ギリギリのところまで焼成しているのがよくわかるのだが、香りをかいでみても口に含んでみても、焦げたような匂いがまったくなくて、なんともいえない香ばしさだけが伝わってくるのは見事だ。

ギリギリまで焼き上げている効果だと思うのだが、クラストは厚い割にサクサクとした食感で噛み切るのにもさほど抵抗がない。香ばしさと相まってこの食感は楽しい。

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クラムはきれいな半透明 気泡はかなり大きい

クラムは半透明でいかにもおいしそう。口に含んでみると、さっとけてなくなるような口どけのよさだ。塩味や酸味を強調してくるタイプではないのだが、粉の味とあまみがしっかりとでてきていて、うまい。これはバターがすごくあうだろうな。

私はバゲットは、バターをつけづに食べたほうがおいしいものとバターをつけて食べるとものすごくおいしいものと2つのタイプがあると思っているのだが、このバゲットは典型的にバター派だと思う。

バターを軽くつけながら食事と合わせて食べると、香ばしさと相まって食欲がどんどんわいてきそうな、そんなバゲットだ。

 

(平岩 高弘)

 

◆ パーラー江古田

Tel  :                       03-6324-7127

Adress  : 東京都 練馬区 栄町41-15

Open  : 8:30~18:00

HP  : http://blogs.dion.ne.jp/parlour/

 

 

 

 

 

 

 

 

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