Le Petit Mec ル プチ メック 黒

京都のお店第3弾は、ル プチ メック。

以前、東京のル プチ メックの記事を書かせていただいたが、もともとル プチ メックの発祥の地は京都。その京都に最初に出したお店が、今出川にあるお店。店舗全体のカラーが赤なので、「赤のル プチ メック」と呼んだりする。

そしてもう一軒が御池にある黒を基調としたお店。通称「黒のル プチ メック」。今日うかがったのは、黒のル プチ メックだ。

 

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ル プチ メック 御池

 

地下鉄の烏丸御池駅を出て、大きな通りである御池通を西に向かう。衣棚通を北に上ってすぐの左手に、ル プチ メックはある。シックな落ち着いたたたずまいだ。

 

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あふれてくるようなパン

 

店内の雰囲気も外のイメージと寸分たがわず、黒を基調とした落ち着いた空気。でもパンは様々な種類のパンが少量づつ、ショーケースの中や棚の上に、これでもかというくらいの勢いで並べられている。この落ち着いた空気感とは合わないような、多くのパンから湧き出てくるにぎやかで暖かな雰囲気。この独特のバランスがすごく魅力的だ。

 

バゲットたち
バゲットたち

 

もちろん、パンは調理系からスイーツ、ハード系まで多くの種類がそろっている。リンゴのタルト・フィン、アプリコットのベニエ、ラムレーズン入りミルクフランスなど、サンドイッチを入れると70種類近くのパンがあるのではないだろうか。

スタッフの方の話によれば、店舗としては赤の今井出川店の方が広く、パンの量も多いとのこと。次回は是非そちらにも行ってみたい。

 

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バゲット

 

この日、バゲットは通常のバゲットとルヴァン・バゲット、バゲット・セレアルの3種類があった。

「セレアルって東京のお店では見たことないんですけど、こちらのオリジナルですか?」と尋ねると、東京のお店にもおいてあるとのとこ。たまたま、私が行く時間になかっただけなのだろう。

同じ商品、同じ材料、同じ材料といっても、東京と京都では水も違えば、湿度も違う。そして作る人も違う。その微妙な違いはパンの風味に影響を与えざるを得ない。やはりスタッフの方も、東京と京都で微妙な味の違いを感じることもあるという。

東京のお店で生地にさせていただいた通常のバゲットを買う。やはり東京のそれと微妙に成形のバランスが違うような気がする。わずかにセンターが太く、両端が細いような気がする。

これだからこそ、パンは生き物なのだと思う。

そして今日のメインはルヴァン・バゲット。

 

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ルヴァンバゲット

 

【スペック】

全長: 33.5cm  全重: 218g  中心部の周囲: 17.2㎝ 高さ: 4.7㎝  幅: 6.1cm

【価格】

315円

 

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ルヴァンバゲット  裏面

 

通常のバゲットが60㎝とかなり長めなのに対して、ルヴァンバゲットは33cm強とかなり短め。太さはほとんど一緒なので、単純に短くなっただけのように思えるのだが、手に取ってみるとずっしりとした重さを感じる。

 

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クラストの引きは強い

 

焼き上がりの色合いは濃く、美しいといいたくなるほど。裏面を見るとしっかり焼けて黒ずんでいる。

指で押してみると、バゲットよりもクラストに弾力がある感じだ。

香りをかいでみると、粉の甘さの中にかすかな酸味を感じさせる。

 

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クラムは濃いクリーム色

 

一本縦にひかれたクープが、バゲットとはまた全然違う印象を与える。

カットしてみると、一段とクラストが厚い。パリッとした感触よりも引きの強さをアピールするクラスト。かなりの引きの強さ。カットすると、あの香りの中にかすかに感じられた酸味が、ふわっと広がってくる。

この甘みと酸味の味わいがこのバゲットの特徴だ。

口に含んでみると最初にクラストをつうじて甘みがふっと広がってくる。あくまでふっと軽い感じで広がる甘み。そして引きの強いクラスト噛んでいくと、そのたびに酸味が徐々に徐々に広がってくる。このように書くと甘みと酸味の変化のように感じられるかもしれないが、この変化が如何にも複雑で、味わい深い。

引きの強いクラストがもたらす味わいはどっしっりとした重厚さ。若干の苦味は小麦のコクから。

酸味と甘みと、苦味。とても味わい深く、そしておいしい。

 

(平岩 高弘)

◆Le Petit Mec  ル プチ メック 黒

Tel  :      :075-212-7735

Adress  : 京都市中京区御池衣棚通上ル下妙覚寺町186 ビスカリア光樹1F

Open  : 9:00~20:00

HP  : http://www.le-petitmec.co.jp/index.html

 

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