Boulangerie Puku-gari プクガリ
今日は京王線の千歳烏山駅。
駅の北側にでて烏山総合支所の交差点に向かって歩いてい行き、甲州街道に向かって右折して少し歩いたところにブーラジェリー プクガリがある。

プクガリは今年の3月で開店3周年を迎えている。おめでとうございます。この日は一定金額のパンを購入した人にはエコバックのプレゼントがおこなわれていた。

店内は清楚。
魅力的な空間が広がっていて、とても居心地がいい。パンをゆっくりゆっくり見ていたくなるのは、パンの魅力だけでなくこの空気のせいもある。

接客も心地よい。もちろんどこのパン屋さんでも気持ちよくパンを購入させてもらっているのだが、プクガリでの体験は何か特別。何か質問させてもらっても、返答の中に丁寧さ、誠意、熱意というようなものが伝わってくる。買い物という体験のあとにさわやかな充実感が残る。また来たいな、という思い。

クリームパン。
どちらかというと、しっかりとした食感の生地。

カスタードクリームは、さわやかな香りと口当たり。
甘さがは抑え目。

【スペック】
全長:52.5cm 全重: 263g 中心部の周囲: 19.0㎝ 高さ: 4.9㎝ 幅: 6.8cm
【価格】
270円

シェフは岡村 和幸さん。お会いすることはできなかったが、プクガリという名前もウェブ等のメディアによると岡村さんがプクプクしていて奥様が痩せているからだとか。それをそのままネーミングにするところに何とも言えない人柄の温かさを感じてしまう。

バゲットは北海道産の全粒粉を使用。イーストを使って低温長時間発酵で粉のうまみを引き出しているという。1回に焼きあがる量は日によっても違うが10本程度。やはりバゲットも人気たかく、すぐに入れてしまうため予約する常連のお客様も多いという。
外形が太さもあり長さも50㎝以上あるのでそれなりにボリュームが感じられ、手の取った時の重さもしかっりとしたもの。指でクラストを押してみると、側面は少し弾力が感じられていて、ガチガチな硬さではない。しっかりした焼き色に粉が降ってあるので高級感も感じられる。おいしそうだね。

香ばしさがしっかり感じられるクラストをカットしてみると、やや厚め。だか手で引いてみると、引きはそんなに強くなく意外とパリパリ感が強い。口に入れてみても歯切れが良く、ちぎりやすさを感じる。
噛みこんでいくと徐々に粉のコクが出てくるのだが、このコクが少し特徴的で面白い。いい意味で全粒粉固有のコクとはまたちょっとちがった風合いを感じる。これはたまたまだろうか、とにかくしっかりと粉のうまみを感じて最後に塩と甘みがフワッと広がってくる。
クラムはモチモチ。このクラムも口の中でさっと溶けるというよりは、噛みこんでいく感じがある。最後にさっと溶けて豊かな味わいを残す。
見た目も味わいも魅力的なバゲット。確かにこれは人気でますよね。
(平岩 高弘)
◆ Boulangerie Puku-gari プクガリ
Tel : 03-3309-0022
Adress : 東京都 世田谷区 南烏山 6-27-6
Open : 10:00~19:30
HP : http://ameblo.jp/pukugari/