Le Fournil de Moufftard ル・フルニー・ド・ムフタール パリ5区

今日のブーランジェリーがある場所はパリ市の5区にあるムフタール通り。

大昔から存在しているといわれているマルシェで、いつも地元の人と観光客と双方でごった返している。

 

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クリスマス明けのムフタール通り

 

この通りは前回夏に来たときの宿泊先からも今回のからもがすぐそばのところにある。というかこのムフタール通りが目的でこの周辺で宿泊しているというのが正解。

ビストロもブラッセリーもトルコ料理やもあれば、肉屋も魚屋もある。フロマージュもあれば酒屋もスーパーもある。ここに来れば少なくともおいしい食べ物には困らないのだ。2014年の夏の記事で紹介した通り。

 

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どうしても買ってしまう

 

そしてもちろんブーランジェリーもある。

何時も大行列のお店がここだ。

 

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Le Fournil de Mouffetard

 

このお店、朝、昼、晩の食事時はいつ来てもこんな大行列ができている。誰もが焼きたてのバゲットやコンプレを求めて並んでいるのだ。

そして、実はこのお店の正式名称がよくわからない。ひさしには「Le Fournil de Mouffetard (ムフタール製パン所)」と書いてる。はたしてこれがブーランジェリーとしての正式名称なのかどうか。

ここではひさしの表記をそのまま店名だというふうに仮定して「ル・フルニー・ド・ムフタール」と呼ぶことにしよう。

 

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こちらはすいている時間帯の様子

 

フルニー・ド・ムフタールの店内や陳列様子を眺めようと思うと、食事時を完全に外して見に行かなければならない。その時の写真がこれ。いかにもマルシェの屋台の様に通りにはみ出す棚を作り、そこにどさっとパンを並べている。

 

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パティスリーももちろん

 

バゲットだけでも数種類。そしてカンパーニュやコンプレ、ノアなどが次々と売れていき奥から焼きたてのパンがどんどん補充されてくる。もうね、見ているだけでも楽しい。

そして手前の棚にはケーキも。今の時期らしくノエルもたくさん並べてあった。

 

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もしかしたらこちらが本店なのかも

 

実は同じムフタール通り沿いの、わずか数10メートル離れたところに「Les Chants de Blè (小麦の歌)」というブーランジェリーがある。店の雰囲気は全然違うのだが、フルニーの店員さんが同じユニフォームを着てこちらのお店で仕事をしてる時があり何らかの関係があるのは間違いなさそう。もしかしたらこちらが正式名称の本店なのかも。

 

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バゲット

 

【スペック】

全長:46㎝  全重:287g  中心部の周囲:19㎝  高さ:4.7cm  幅:7.7㎝

 

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バゲット 裏面

 

幅が広くて少し高さが抑え目の形状。

しっかり焼きが入っている色合いがいい感じで、指でクラストを押すとミシミシッと鳴く。この音が食感の良さを期待させる。

 

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クラストの歯ざわりが最高

 

カットしてみるとクラストが予想以上に厚い。でも歯切れが素晴らしく、あまり抵抗感を感じることなくバリバリッと噛み切ることができるのだ。このクラストの食感の素晴らしさはどうだろう。

そして味わいは濃厚。口に入れた瞬間に穀物の風味がひろがっていき、噛みこんでいってもその味わいが持続されていく。穀物の風味といってもピシャールが自然で純度の高いそれだとする、フルニーのバゲットは濃厚で豊かな味わいという表現が適切だろうか。どっしりとしたバゲットがたべたいとに最適だ。

 

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クラムはしっとり

 

クラムはしっとり。色は濃く、目が細かいのでモチットした食感が楽しめる。そういう意味ではクラストと同様に魅力あるクラムと言えるのだが、やはり印象の強さではクラストに軍配を上げることになる

僕が知る限り、ムフタール通りの周辺には少なくとも5軒のブーランジェリーがある。そしてその中で、いつ行っても一番長い行列ができているのはフルニー・ド・ムフタールだった。

 

(平岩 高弘)

 

◆ Le Fournil de Moufftard

Tel : 01 47  07  35  96

Adress : 123 rue Moufftard 75005 Paris

Open :        –

Station  : Censier – Daubenton ⑦

HP  :     -

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