Baguette Life バゲットがおいしい バゲットがたのしい 

Le Grenier à Pain 1er Prix 2015 パリ18区

今日はソルボンヌに来ている。

ソルボンヌというと大学の名前のように思う人も多いと思うが、そして私も最初はそうだと思い込んでいたのだが実は大学としての名前はパリ大学。それでソルボンヌというのは今は校舎か、校舎のある場所をあらわす名称になっているらしい。

 

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ソルボンヌの校舎

 

パリ大学自体も日本の大学とはだいぶ構成が異なる。パリ大学に第1大学から第13大学まで分かれていて、それぞれ専門というか学部が異なる。それじゃ各大学できっちり学部が異なるのかというと重複してる学部がたくさんあって、もうちょっとよくわからない。詳しく知りたい人はwikipediaとかで調べてみてください。

 

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さきほどの校舎は横に大きく広がっている 入ってみたいんだけどね、まだはいったことない。

 

とにかくある特定の大学の校舎とその周辺のエリアをソルボンヌというらしい。メトロの駅にもCluny La Sorbonne クリュニー ラソルボンヌという駅がある。メトロ10番線。

 

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ソルボンヌ駅 ここも大好きな駅の一つ

 

なんとなく知的なイメージが漂うこのメトロの駅も含めてソルボンヌ周辺もお気に入りのエリアの一つ。

 

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大型の書店 GIBERT JOSEPH

 

パリの街並みの中で学生が多く歩いているし緑もあってという雰囲気ももちろん好きなのだが、それ以外にもここを訪れる理由になっている一つがここGIBRET JOSEPH。ブルーのテントが目立つ大型の本屋さんだ。

地下から地上何階かまで(何階まであるか忘れてしまった)、すべて書籍売り場なのだが文房具なども扱っていて各階をうろうろしてるだけでもかなり楽しい。大学と書店がつきものというのは日本に限らずフランスでも同じようだ。日本のお茶の水にある三省堂書店のような感じが近い。

そしてひととおり各階の書籍を見て回ったら、裏通りに入って食事を。学生が集まるところに安い定食屋が集まるのも日本といっしょ。

 

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ソルボンヌの裏通り 観光地でもあるのだろう、ドライブミーがいた

 

ケチケチしたような話をするのもなんなのだが、パリの外食は高い。ランチで€20~€25という料金設定のお店がいくらでもある。特にパリに慣れていないわれわれのような人間に目に入るよう場所にあるお店はそう。一つはパリの土地代が異常に高いということもあるのだろいうが、1000円以下で昼食をとるのが習慣になっている日本人にはどうにもこの価格感は受け入れがたい。しかも量が半端なく多いのだ。高いうえに量が多くて食べきれない、それがパリのランチの困ったところ。

 

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手ごろなMENU

 

そこえいくとさすが学生街、€10以下のお店がいくらでもある。この値段なら抵抗なく入ることができる。量の問題は残るけどね、まぁそれは仕方ないということで。

のんびり立ち読みをした後に何冊か雑誌を買い、お手軽なランチをとってまたぶらぶらと散歩をする。これが私にとってのソルボンヌの魅力。

 

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メトロ12番線 Abbesses駅

 

さて今日はいよいよ2015年パリコンクールの1位のブーランジェリーへ。今まで読んできてくれた方はあれ2位は?と思われるでしょう。すみません、実は2位のお店に行ったら定休日でして。そういう時はまた別の日に行くんだが今回は日程がぎりぎりで行けず。なので2位のブーランジェリーはまた別の機会に紹介します。

 

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螺旋階段にトライするならペース配分を考えて

 

メトロの最寄り駅は12番線のAbbesses駅。この駅が大変でした。

ホームを降りて出口に向かうと螺旋階段がある。壁面にはさまざまなポスターが貼ってあったりして何とも洒落ている。格別大きな荷物も持っているわけではなし、小さくて遅そうなエレベーターに並ばず当然のように階段を選んだのだが。

登り始めると、行けども行けども出口が見えない。もうね、何回転させるんだっていくらい螺旋階段をぐるぐると登っていく。途中で誰かの笑い声が聞こえてくる。みんなあまりに階段が長すぎて疲れ果て、笑うしかなくなっているのだ。

やっとのことで出口にたどり着いたときは汗だく。最初から長いとわかっていればばペース配分のしようもあったのだがと思う。ちなみに帰りにこの階段を下りながら何段あるか数えたところ、106段ありました。体力に自信のある方はぜひ!

 

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いたる所にある坂

 

場所は18区。18区と言えばパリ市の北に位置してモンマルトルの丘があったりと「坂」を連想させる場所。景気がのよい場所が多いんだよね。

 

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Le Grenier à Pain

 

そして優勝したブーランジェリーは日本でも有名な Le Grenier à Pain。もちろんパリに何店舗もあるのだがその中の1軒。セルビア人のDijibril Bondian氏がシェフを務めるお店。

 

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カラーで目たつ!

 

店の前には誇らしげにグランプリの獲得を示すエンブレムが、カラーで。かなり目立ってる。ちなみにLe Grenier à Pain自体は今回だけでなく過去にもグランプリを獲得している。

 

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中はシックです

 

店内はさして広くないのだが、パテシエールやサンドイッチなど魅力的なパンが所狭しとならべられている。サンドイッチの山積みが来店客によってどんどん減っていくさまが見ていて気持ちいい。

 

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このトロフィーがまたまた目立過ぎずいい感じなんですよ

 

店内はトロフィーも飾ってあった。これも今年のグランプリのものなのかな。初めて見たような気がする。

 

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パン オ ショコラ

 

パン オ ショコラ。

大きい。そしてフワッフワ。

表面は少し触れただけでパラパラと崩れ落ちるほど。

 

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繊細な生地 良い意味で日本的

 

こういう繊細な生地はあまりパリでは見かけないような気が。

バターの香りも少し強め。これもパリでは珍しい。個性的なショコラ、もちろんおいしい。

 

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バゲット トラディシオン

 

【スペック】

全長:60cm 全重:309g  中心部の周囲: 17.2㎝  高さ:4.2㎝  幅:6.7㎝

 

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バゲット トラディシオン 裏面

 

2015年グランプリのシェフが作るバゲットトラディシオン。

焼き色は比較的濃いめだがけっこう色にムラがあるのが特徴的。広く大きく開いたクープの部分はかなり硬く指で押しても簡単にはへこまない。

側面に関しても硬めの印象は変わらず、硬めのクラストが簡単には音をたてたり沈み込んだりはしない。むふー、楽しそうだぞ、このクラスト。

 

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クラストは厚めだが歯切れよし

 

香りは穀物らしいどっしりしたもので、甘さを感じさせる要素はほとんどない。

カットしてみるとやはりクラストは厚い。口に入れて噛み切ってみる。バリバリッという音とともにしっかりとした歯ごたえなのだが、歯切れはよくて噛み切るのにはそれほど苦労しない。噛みこんでいくと、じわっと味がしみだしてくる感じ。

なんといえばよいのだろう、味わいがしっかりあるのだがそれを主張しすぎないところがこのバゲットの個性のようだ。バランスが取れているといういい方でも良いかもしれない。普通においしいのだが、「こういう風味が強い」といういい方がしにくいのだ。

もしかしたら料理を作るシェフたちに感想を求めたら、「料理を邪魔せず、それでいて料理に負けない理想のバゲット」という答えが返ってくるのかもしれない。

 

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クラムもしっとりで良い感じですよ

 

塩味が控えめなのはパリのバゲットらしい。

クラムがしっとりしていてモチモチとしている。このクラムもうまいなぁ。口どけが早すぎずちゃんとクラムとしての存在感を主張している。

なるほど2015年グランプリのバゲット。文句なくおいしいです。

(平岩 高弘)

◆ Le Grenier à Pain

Tel :   33 1 46 06 41 81

Adress : 38 rue  des Abbesses  75018

Open :   7:30-20:00

Station  : Abbesses ⑫

HP  :    http://legrenierapain.com/

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