Baguette Life バゲットがおいしい バゲットがたのしい 

第6回利きバゲット祭りin神戸

いやー先月無事に第5回を開催した利きバゲですが、なんと今回神戸からお声がけをいただきまして初めて東京以外での開催となりました。「神戸から」というといかにも神戸市長とか行政から要請を受けたように聞こえますが、そんなはずもなく、第4回で大下シェフと一緒に登壇していただいた神戸パンプロジェクトの事務局の満保さんが「ぜひに!」と言ってくださったのです。

ちなみに今回の利きバゲットin神戸はパンプロのイベントとしではなく、谷口シェフの世界大会モンデュアルデュパンの凱旋報告という位置づけでとりおこなっています。

 

■ 完璧な音響と完璧な設備の会場 ただしお寺

本番3時間前に到着した会場。

すでにセットアップされていたのだが、いつものカルカルとあまりにも違う雰囲気に一気に不安感が押し寄せてくる。すべてのテーブルには白いクロスが。これから始まるのは、政治家先生の講演会かというような空気だ。

 

そして、ふと視界に入るまばゆいばかりのキンキラキンが。

 

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右上のものがキンキラキンです

 

おぉぉこれは!これは天蓋というやつですね。ライブハウスに天蓋?いや、ここホントにライブハウス?

そうです、今日の会場はお寺さんなのです。あぁ、1か月ほど前に満保さんと電話やDMでやり取りした内容がフラッシュバックのようによみがえってくる。

「いい会場見つかりました!広くて音響ばっちりで爆音出しても大丈夫で、プロジェクターも完璧です。厨房も使えるしキャパもばっちり。ちょっとテラっぽいんですけど、全然問題ありません。」

「テラっぽい?お寺ですか?お寺っぽいんですか?」

「いやいや、ちょっとそういう雰囲気があるだけでぜんぜん平気です。ロックコンサートとかガンガンやってるところですから。」

ロックコンサートかぁ、それじゃほぼライブハウスだなぁ。厨房が使えるライブハウスってカルカル以外にもあるんだぁ。さすが神戸だなぁ。

 

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こ、これは・・・・天蓋ですね

 

「お寺っぽい」を勝手にアジアンテイストな感じのライブハウスぐらいと思いこんで来てみたら完全にお寺だった。

いや、正確にいうと、お寺の中にあるお寺が運営している多目的イベントホール。神戸市の廣厳寺(こうごんじ)の中にある神戸ラピスホールが今日の利きバゲの開催地なのだ。

お寺ということで最初はちょっと驚いたが、リハーサルに向けていろいろ準備していくと他の音楽ホールと何も変わらない、いや、ちょっとしたホールよりも設備が整った素晴らしいホールだということがわかってきた。むー、あなどれないぞ、ラピスホール。

 

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機材は完璧

 

機材ももちろんプロユース。そのコントロールも、舞台そでと2階にあるコントロールルームとの2か所で行える構造。なるほど、これならロックコンサートも十分できるよ。

「やばい、カルカルよりぜんぜんしっかりしてるかも。」

司会として東京から同行してきている横山さんがボソッとつぶやいた。

よーし、最高の会場で最高の利きバゲやるぞー!天蓋のしたで。

■ 雨の神戸

当日はあいにくの雨模様。

でも徐々にお客様が集まってくる。

利きバゲットは実は開始前の準備がすごく大変。10時から表のイベントのリハとは別に、バゲットと食事の準備が進められている。カルカルではイベント且つ飲食のプロが対応してくれているのだが、今回は利きバゲットを見たこともないボランティアの方々に作業をお願いしていて、満保さん中心に準備が進められていく。なんだかいつも以上に手作りのイベントっぽくなっていてこれはこれですごく楽しい。最終的には70名以上のお客様が会場に足を運んでくださった。

 

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徐々にお客さんの数が増えていきます

 

 

■ 満載のアウェー感

いよいよ開演。

ステージに立ったときの空気感はやっぱり今までにないもの。硬い、空気が硬い。もうバゲットのクラストのように硬い。

今回はサプライズでなく、正式なゲストの谷口シェフを紹介。そして全員が初めてなので、丁寧に丁寧に利きバゲットの趣旨とルールを説明していく。おぉ、ちょっと空気がなごんできた。

 

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本日のバゲット みんな写真を撮りなのは東京といっしょ

 

とにかくお伝えしたいことは、バゲットは一番シンプルでいて複雑なパンだということ。おいしく楽しいパンだということ。

これは話をするより実際に食べ比べてもらった方がはっきり伝わるので、早々に利きバゲを開始する。

 

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スタート

 

■パンの街神戸は本物だった

食べ比べが開始したと同時に登壇者はステージから降りて会場へ。お客様の間をグルグル回っていろいろとお話しを聞かせていただく。

 

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食べはじめると一気に空気は和やか おぉいつもの利きバゲだ!

 

神戸の皆さんとお話しをさせていただいて感じたのは、バゲットが身近なパンだという方が本当に多いということ。普通に、週に何度も食べてますよ、という方が多い。おぉ、さすがパンの街神戸!

 

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いつもバゲットたべてるよ!

 

そんなにバゲットを普段から食べてる方が、またなんでバゲットのイベントに興味を持たれたのでしょうか。

「だっていつも食べてるバゲットはいつものお店で、複数のお店で食べ比べてみたことなんかないし、味もこんなに違うなんて知らなかったし。」

おぉ、やった!利きバゲットの趣旨はパンの街神戸でもちゃんと通じた!そうなんですよ、バゲットは奥が深いんですよ。

 

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谷口シェフのモンデュアルでの感想 みんな食い入るようにきいてます

 

後半はパンの世界大会、モンデュアル・デュ・パンの様子を日本代表の谷口シェフと一緒に振り返っていく。

モンデュアル・デュ・パンの詳しいレポートはを読まれたい方はこちら。

http://baguettelife.com/2015/10/05/mondial_2015_1/

http://baguettelife.com/2015/10/07/mondial_2015_2/

 

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モンデュアルデュ パンの受賞メダルとトロフィー

 

石井さんからは、来年からスタートするベスト オブ モンデュアルの第1回会場となる台湾のパン事情を。ほう、台湾のパン業界って勢いを感じるんだけどやっぱりそーなんだーと納得のレポートでした。やっぱりヒーローがいると強いんだよね。

 

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恒例のじゃんけん大会 天蓋の下で

 

■本日のバゲット

最後に本日食べたバゲットを作っていただいた5軒のお店とシェフを披露。なんと2軒は大阪からの参加でした。

Boulangerie Bienvenue   ビアンブニュ

Ça marche  サマーシュ

Fournier  パン工房フルニエ

FRIANDE フリアンド

Parigot パリゴ

どれも東京まで名前が伝わってきている名店ばかり。自分でいうのもなんですが、ものすごく贅沢な利きバゲットですぞ。ご協力いただきましたシェフ、お店のスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。

■世界大会を日本によぼうよ

やっぱりこれだけおいしいパンが神戸にあって、東京にもあって、日本中にあって。それはパン好きな私たちにとってすごく幸せなことなんだけど、素晴らしいパンを作ることに人生をかけているパン職人さんたちがいるからであって、そういう人たちが身の回りに数多く存在していることを当たり前のように思ってはいないだろうか。

パン屋さの仕事は重労働だし、スキルもセンスも必要とされる。発酵をコントロールする能力は他の料理人やパテシエに比べても段違いのものを要求される。そんなパン職人さんの苦労や努力を私たち食べる側の人間が正しく評価していかかなければ、だれもパン職人になりたくないという時代が来てしまうかもしれない。そうなって一番つらいのは、誰でもないパン好きたちだ。

パン職人のモチベーションのアップや世間の評価の再認識という意味でも、モンデュアルのようなパンの世界大会を日本に誘致して、みんなに世界のパン職人の素晴らしさを直に見てもらいたいなと思った。

 

■ 協賛企業が5社も! そしてスタッフの皆さまに感謝

そして今回はたくさんの企業様から協賛をいただきました。

会場からも「美味しい!」と称賛の声が次々と!機会があったらぜひ試してみてください。

どれもパンのおともに最高ですよ。

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白いミネストローネ

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シンビーノ ジャワティストレート

 

 

 

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ベルターブル

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カファレル             イタリアのチョコレート

 

 

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Bocchi  ピーナッツ ペースト

 

あとかたずをして無事に撤収。お手伝いいただいた皆さんのおかげで初めての神戸での利きバゲット祭りを成功させることができました。本当にありがとうございました。

特に東京からわざわざお手伝いに駆けつけていただいた田辺さん、神戸市のブーランジェリーレコルトの松尾シェフとスタッフの皆さん、いくら感謝しても感謝し足りないぐらいです。もちろん、開催にむけて動き回ってくださった満保さんも。

 

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記念撮影in 神戸

 

ありがとうございました。また神戸に来たいです!

 

(平岩 高弘)

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