Baguette Life バゲットがおいしい バゲットがたのしい 

Raoul Maeder  ラウル メデール パリ17区

今日もパリのブーランジェリーを。

ラウル メデールは17区にある有名店。パリのセーヌ川の北側を東西に長くは走るメトロの3番線のPereire駅が最寄り駅。

 

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ペレール駅 メトロ3番線

 

ぺレール駅を出て目の前に広がる広場から出ているクルーセル通りをとおり、最初の交差点を右に入るとちょっとパリには珍しいふじ色の構えが目に入ってくる。

 

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広場の街並み

 

ふじ色で良くある装飾がほとんどみられないエントランス。ここがラウル メデールだ。

ここは親子二代でバゲットコンクールのグランプリを取っている。先代のベルナールシェフが2000年、その息子で現オーナーのラウルシェフが2002年に。店に向かって右側のウインドウには1998年の3位入賞とともに2回のグランプリを獲得した証が、そして左側には2004年に今度はガレットのパリコンクールで優勝したサインが誇らしげに刻まれている。

 

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見つけた瞬間、おっ!と思うめずらしい色あい

 

お店の中はお昼時をとうに過ぎていたにも関わらず列が途切れることがなかった。バゲットだけでなく、ヴィエノワズリーもサンドウィッチもがっつり並べられている。これがこの店のいつものペースなのだろう。

 

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ヴィエノワズリーもおいしそう

 

しかしなんでパリのブーランジェリーでみるカスクルーとはこんなにもおいしそうなのだろうか。日本と違って包装されていることがなく、はだかのままケースに入っているからだろうか。いやどうだろう、日本でも数は少ないが同じような形で並べれているバゲットのサンドウィッチをみかけるが、どうもちょっと違うように思える。

 

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コンパクトな店内 人が絶えない

 

パリのカスクルートは見た瞬間にどうしょうもない心のときめきがあるのだ。空腹のときはもちろん、あまり食欲がない時でもあの色とりどりの具材を挟んで積み上げられているカスクルートの山を見かけると、もうドキドキして「あの赤いのはパブリカなのか、いやトマトか」とか「何だあの激しくはみ出たハムは?あのハムの向こうにいったい何が隠れているのか」などと考え始めてしまう。

 

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完全にやられますね、こういうの

 

気が付くと、買いに来たバゲットといっしょにカスクルートを二つぐらいは買い込んでいるのだ。店舗の中でカスクルート自体の香りに気が付くことはほとんどないので、やはりこれは見た目の何かにやられているとしか思えないのだが、それがいったい何なのかがいまだによくわからない。少なくともそれが解明できるまではパリに行き続け、カスクルートを買い続けることになるだろう。

そして確信をもって理解した時は、ここでは書かずにそれを商売のネタにして大儲けするのだ。

 

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プチパン オ ショコオランジュ

 

プチパン オ ショコオランジュ。

小さくてもずっしりした重さがある。

 

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オレンジの香りが鮮烈

 

見た目はショコラのチップがたくさん。でも一口口に放り込むとオレンジのピールがすごくきいていておもわず「おぉ!」となる。

 

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バゲット

 

【スペック】

全長:52㎝  全重:299g  中心部の高さ:19.5㎝  幅:6.9㎝  高さ:4.4㎝

 

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バゲット 裏面

 

ラウル メデールのバゲットに使われている粉はViron社のレトロドール。完全に気のせいなのだが、焼き色からも「あぁ、なるほど、レトロドールね」という雰囲気が漂っているように思えてならない。

 

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いかにもな感じのするクラスト

 

濃すぎず、うすすぎない焼き色。なんだろう、ひどく見慣れたバゲットであるかのような錯覚が起こる。クラストはそんなに硬くないのだが、湿度が高い本日固有のコンディションの影響が大きい。厚さ自体はかなりある方なのだ。そしてクープの部分はかなりの硬さ。口の中が切れそうなバゲットってパリでは初めてではないか。

 

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クラムはしっとりだが

 

クラムの目は細かくしなやかななのだが、とにかくクラストがごっつい。そう「ごっつい」という表現がぴったりだ。どんなに小さくちぎって口の中に入れても、クラストをしっかり噛みこまされることになる。そして塩の味わいはごくわずか。あのレトロドールの濃厚で甘みのある風味をがっつり楽しむことになる。

しっとりとしたクラムはそれはそれでうまいのだが、クラストが強すぎて印象に残りづらい。

正直、もう少し軽くてもよいかなとも思うけどおそらくここまで振り切っていることの意味が大きいんだろうな。もちろん美味しいことに間違いはない。湿度の低い日に焼きたてを食べたらさらに印象はよくなるのだろうな。

やはり、また来なければ。

 

(平岩 高弘)

◆ Raoul Maeder

Tel : 01 46  22 50 73

Adress : 158, Boulevard Berthier 75017

Open :   7:00-20:00

Station  : Pereire ③

HP  :  http://www.raoulmaeder.fr/?p=menu_intro#?p=bio&lang=fr

 

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