La Fluete Gana ラ フリュート ガナ パリ20区

今日の記事はパリ20区にあるラ フリュート ガナ。おそらく、パリのブーランジェリーを紹介する本ではまずとりあげられる有名店といっても過言ではないのではないというほどの有名店。

 

mmmmmmmm
今日も小雨が降ったりやんだり ガンベッタ駅

 

最寄駅は先日紹介したラ ガンベッタ ア パンと同様、メトロ3番線のGambetta駅。ラ ガンベッタ ア パンに向かうガンベッタ通りより、広場から一本西側を走るピレネー通りをあるいていくとものの1,2分でお店の構えが見えてくる。このお店を開いたのはフランスの職人に与えられる最も権威ある称号、MOF(Meilleur Ouvrier de France)を取得したベルナール ガナショーさん。

 

mmmmmm
ラ フリュート ガナ

 

エントランスの中央上の部分にある” Isabelle et Valerie”とあるのはガナショーさんの娘さんの名前。姉妹でお父さんの技術を継承しブーランジェリーを運営している。

 

mmmmm
このウインドーが独特の雰囲気を醸し出す

 

ガナショーさんの名前はフランスのブーランジェリーの歴史について書かれた本には、エリックカイザー、ドミニクセブロンとともに革新的な役割を果たしたパン職人として紹介されていることが多い。粉について、ポーリッシュ法についてなど今では欠かすことのできない技術や考え方を持ち込んだり復活させたりするうえで深く関与してしてきたとのこと。

 

mmmmmm
キッシュやサンドウィッチ ボリュウミー

 

店内に入るとまず大きな黒い鎖が何本もぶら下がっていてカウンターを支えているのだが、それがデザイン上にも大きなアクセントになっていて、やはりほかの店とはどこか違う雰囲気を感じさせる。そしてショーケースの棚の部分が高い位置にあり、おかげでかがみこまなくてもパンが良く見える。よくレジの奥に立てかけてるバゲットもここではショーケースの中に収めてあるので、購入前にその姿をじっくり眺めることもできるのはうれしい限りだ。

 

mmmmmm
店内に飾ってある写真 真ん中にガナショーさん

 

ここではバゲットではなく店名にもなっている゛フリュート”を頼まなければならない。小麦粉の構成については製粉会社に特注したもので内容は企業秘密だそうだ。゛フリュート ガナ”はフランスで最も有名なバゲットと呼ばれている。

 

mmmmm
カヌレ

 

カヌレ。

外の皮もほどよい歯ざわりを残したまま焼きあがっている。

 

mmmmmmmm
芳醇

 

中はもちろんしっとり。

甘すぎず、芳醇な洋酒の香りがきいている。

 

mmmmmmmm
フリュート ガナ

 

【スペック】

全長:52cm 全重:290g  中心部の周囲: 18.5cm  高さ: 4.9cm  幅:6.1cm

 

mmmmmmmm
フリュート ガナ 裏面

 

焼き色は濃くない。そして皮はやわらか。弾力があるというレベルではなく、もうフワッフワという表現がふさわしい。やわらかめのバゲットでも先端の部分はさすがに硬く締まっているのが普通だが、フリュート ガナはここも含めてやわらかい。

 

mmmmmmmm
クラストのやわらかさは今までで一番

 

カットしてみると意外とクラストは厚めで引きは強い。

ただ印象に残るのはクラム。このクラム、抜群にうまい。クラムというと口どけや舌触りなど感覚に与える印象が中心で「味」の部分ではクラストに負うことが多いのと思うのだが、このバゲットはクラムの味わいが圧倒的に強い。なんだろう、これは。こういうバゲットは初めて食べるぞ。

 

mmmmmmm
最高にうまいクラム

 

塩の風味をほとんど感じさせないほど塩の量を絞っているのは最近の傾向どうりなのだが、フワッとしてモチッとしたクラム自身にコクがある。穀物なんだなぁと感じるクラムっていうとちょっと大げさかもしれないが、そう言いたくなるほどクラムがうまい。

また食べに行かざるをえない。

 

(平岩 高弘)

◆ La Fluete Gana

Tel : 01 43 58 42 62

Adress : 226, rue des Pyrénées  75020

Open :   7:30-20:00

Station  : Gambetta③

HP  :         –

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。