Backstube Zopf パン焼き小屋ツオップ 2016-01

今日のブーランジェローはBackstube Zopf  ツオップ。

松戸にある超有名店。伊原シェフとはいろいろなところでお会いすることもありそのたびにお世話になっていたりするのだが、記事として描かせていただくのは2013年8月以来だ。

 

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Zopf  パン焼き小屋 ツオップ

 

お店の扉を開けると、そこから先に広がる空間はいつものZopfの世界。

Zopfほど扉をさかいにして外と内とで目の前の景色がかわるお店も無いのではないか。素敵なテーマパークのような空気感。シンプルにパンがおいしい、焼きたてパンが並んでいるということに加えて、この空気感に触れるという体験そのものがワクワクする気持ちを生み出してくる。「パンを買いに行く」のではなく「Zopfに行く」ということが魅力的なのだ。

 

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Zopfという体験

 

適度に明るさを押さえた店内はいつまでもパンを眺めていたくなるのだが、次々と入ってくるお客さんの流れに押されてある程度の時間で何を買うのかを決めざるをえない。今日のメインでどうしても買っていこうと思っているパンが棚にいくつも並んでいるのを見つけると、まずはほっとするのだがここで安心はできない。

先に並んでいるお客さんの中には、好みのパンを5個も10個も買っていく猛者が何人もいるのだ。そういう人たちに自分の目当てのものが買い占められないかどうか、ハラハラしながら自分の順番が来るのを待つことになる。運が悪いければ、出来上がってたくさん並べられたばかりのパンが目の前でみるみるなくなっていくのを黙って見ていることになりかねない。

そんな時でも常連さんはあきらめない。無くなったパンが次に焼きあがるタイミングをお店のスタッフに確認する。場合によっては、20分程度でまた焼きあがることもあるからだ。スタッフから良い返事が返ってくると初めて心の底から安心できる。

これが「Zopf」という体験。

 

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ヨーグルトライ

 

カレーパンに並ぶZopfの人気商品。

マイルドな味わい。

 

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日を追って楽しめるのがライ麦パンの醍醐味

 

買ったその日は酸味は本当に軽め。それが日を追うごとにじわっと酸味が出てくる。

むっちりしたクラムの食感が楽しい。

 

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ホシノ酵母バゲット-下 上はZバゲット

 

【スペック】

全長:44㎝  全重:232g  中心部の周囲:20㎝  高さ:5.0㎝  幅:5.9cm

【価格】

270円

 

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ホシノ酵母バゲット 裏面

 

今日はホシノ酵母バゲット。

名前のとおりホシノ酵母を使用し国産小麦を採用している。Zバゲットと比べるとまず形状がかなり異なるのが良くわかる。長さは同じものの、その幅も大きく太さもあって全体にボリューム感がある。クープの本数が少なくその分開きが大きい。

 

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薄めのクラスト

 

焼き色はホシノ酵母バゲットの方が若干明るめ。そして手触りもZバゲットとかなり異なる。

クラストは薄そうな感触でちょっと押してみると軽くミシッという音を立てる。Zバゲットがかなりクラストの厚いタイプなので、これはホシノ酵母バゲットが特別薄いというよりも相対的な意味合いのほうが強い。

 

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左2本がホシノ酵母バゲット 右がZバゲット

 

カットしてみるとやはりクラストは薄め。そしてこのクラスとの食感が妙に良い。サクサクとした歯ごたえは、軽すぎず重すぎずどんどん口の中に放り込んでいきたくなる。Zバゲットの何度も噛みこんでいってどっしりととして濃厚な味わいを楽しむのもよいのだが、こちらの方のサクサク感はまた別の楽しさがある。底の部分は通常どのバゲットも一段厚めになっていてそれゆえ食感も横の部分と大きく変わったりするのだが、ここもサクサクとした楽しさは大きく変わることがない。

塩はそこそこ効いているタイプなので、バターがなくても十分そのままいける。クラムは目の詰まっていてフワフワ感に合わせて少ししっとりした感じでこれまたうまい。何度も書くのが、軽いのだが軽すぎないのがすごく良い。

これカスクルートにしたら抜群だろうな。

 

(平岩 高弘)

◆ Backstube Zopf パン焼き小屋 ツオップ

Tel : 047-343-3003

Adress : 千葉県 松戸市 小金原 2-14-3

Open : 6:30~18:00

HP :  http://www.zopf.jp/index.html

 

 

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