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パンの世界大会2016 シゲップ&クープ・デュ・モンド・ラ・ブーランジェリー 

パンの世界大会。あまり日本では知られていない。

昨年の9月、フランスのサンテティエンヌでおこなわれたモンディアル・デュ・パンについては以前書いたとおり西宮のフリアンドの谷口シェフが代表を務めた。

2016年早々、2つの世界大会が開催される。

一つ目はイタリアのリミニでひらかれるSIGEP シゲップ。なんとこちらはまさに今、開催されているところで日本代表の競技は23日の土曜日におこなわれたばかりで、審査発表は今度の27日水曜日というものすごくタイムリーな状況だ。

シゲップ Sigep Internatinal Bakery Contest の紹介ページはこちら。

 

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SIGEP2016 日本代表チーム 左から山崎コーチ 樋口選手 松田選手 (撮影:谷口佳典シェフ)

 

こちらの画像はSIGEPでの日本代表の競技の様子。私は今回取材に行けなかったので、サポーターとして同行された谷口シェフがネットでアップロードしたデータをちょっと使わせていただいた。シェフ、すみません。

 

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SIGEP 樋口選手 (撮影:谷口佳典シェフ)

 

日本代表を務めるのは、埼玉のデイジイ・樋口達也さん、東京のヴィロン・松田武司さんと監督がモンディアルの時と同様にカネカの山崎隆二さん。

 

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SIGEP 松田選手 (撮影:谷口佳典シェフ)

 

SIGEPへの日本参加は今回が初めて。決定したのは昨年の秋で代表チームとしては準備期間がないに等しくその点では非常に厳しい条件での出場だ。通常、世界大会では遅くとも2年ほど前くらいから大会のレギュレーションにちかい形で予選をおこない1年前には代表を決定して本番に向けて準備には十分な時間をとる。

初参加の決定の経緯からやむを得ないのだが代表選手にとって過酷といってもよいようなスケジュールの出場だ。トレーニングに関しては「もっと時間をかけることができれば」というポイントは数多くあるにちがいない。

 

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審査の様子 (撮影:谷口佳典シェフ)

 

そういう状況での出場に疑問を持つ人もいるかもしれない。もちろん代表チームも十分に準備できた状態での参加のほうが望ましいに決まっている。

ただこのような世界大会は2年に1度から4年にいちどしか開かれない。そのような大会に代表として競技に参加できるブーランジェは1大会につき2人か3人しかいないのだ。しかも日本が代表を送り込む世界大会は数えるほどしかない。

そんなわずかなチャンスを少しでも増やすために急きょSIGEPの日本参加が決まったのだ。代表選手としては目の前のチャンスをつかむことがそれがどのようなものであれ自らの成長に繋がるのは間違いなし、同時に今回の経験が次回の代表チームへの貴重な情報になっていく。理想論も大事だが、どんな業種でも現実は理想通りに進められるほど甘くない。今回のSIGEP参加の意義は大きいと思うし、そういうことをすべてわかったうえで闘っている樋口・松田両選手に心から拍手をおくりたい。

 

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樋口選手・松田選手の作品 (撮影:谷口佳典シェフ)

 

日本の若いパン職人の夢やモチベーションのことを思えば、何であろうとこのような場に参加できる熱意あるブーランジェの人数を増やし、またそれに対する努力や成果にもっともっと注目すべきではないだろうか。

私たちが将来に美味しいパンが食べられかどうかは、才能ある若い人たちがパン職人になることに夢を持てるかどうかにかかっているのだから。

 

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クープ・デュ・モンド 代表選手壮行会

 

もう一つの世界大会はパリが開催地となるクープ・デュ・モンド・ラ・ブーランジェリー。これは最も有名なパンの世界大会といっても良いもの。

今年の2月5日から開催されて日本チームの実技は6日に行われる。これに先立って1月20日に代表選手たちの壮行会が新橋の第一ホテルでおこなわれた。

 

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左がサポートチーム児島さん 右が河上監督

 

クープ・デュ・モンドは前回の2012年大会で日本チームが2度目の優勝を果たしていて今年はそのプレッシャーを背負っての出場となる。チーム監督は(株)神戸屋の河上洋一さん。

 

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左から知念さん 茶山さん 瀬川さん

 

送り込む選手は3名。今年の代表選手は以下のとおりだ。

【パン部門】
瀬川洋司さん ㈱ドンク

【ヴィエノワズリー部門】
茶山寿人さん ㈱ドンク

【飾りパン部門】
知念裕之さん ㈱神戸屋レストラン

 

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2012年に代表監督 トランブルーの成瀬シェフも壮行会に来てました

 

モンディアルが2人で力を合わせて全てもパンを作るのとちがい、クープ・デュ・モンドで各自の担当する商品が決まっている。その分だけ集中することができる反面、一つ一つの完成度は高いものが求められることになるのだろう。また今年からレギュレーションの一部が変更になり、当日にくじを引いて種や材料等を決めるという、かなり選手にとっては厳しルールが適用されることになった。

まもなく代表チームはフランスに向けて出発する。日本のパン好きも興味をもって応援しよう。茶山さん、瀬川さん、知念さん頑張ってください!私も応援かつ取材に行く予定です。

(平岩 高弘)

2 Thoughts on “パンの世界大会2016 シゲップ&クープ・デュ・モンド・ラ・ブーランジェリー 

  1. コバシ on 2016年1月28日 at 10:01 PM said:

    モンディアルね。

    • admin-hiraiwa on 2016年1月29日 at 9:40 AM said:

      コバシ様
      ご指摘ありがとうございました。「モンディアル」が正しい表記でした。訂正させていただきました。今後、記事のなかでこのような誤待った記載がおこなわれないように気を付けて運用していきたいと思っております。
      今後ともよろしくおねがいいたします。

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