ボンヴィボンの大地の恵~パンを、だいじに。
ビアンキュイとボンヴィボンで、パンのフードロスの解決に取り組む「パンを、だいじに。」。ご購入いただいた皆さまに届くパンたちをひとつひとつご紹介していきます。
今日ご紹介するのは、大地の恵です。

■大地の恵
「大地の恵」と聞いてどんなパンなのかを想像するのは、ちょっと難しいですよね。
実はこの「大地の恵」、ビアンキュイのレッスンでも児玉シェフに教えていただきました。この日のレッスンのメニュー名が「大地の恵」と聞いても、どんなパンなのかさっぱり分からず、かえってレッスンを見るのが楽しみだったりしたのですが。
写真をご覧になると分かるとおり、「大地の恵」は雑穀入りの食パンです。
でも、ただ雑穀が入っている食パン、ではありません。

■ありそうでない、もちもち系の雑穀パン
「大地の恵」は児玉シェフの「やわらかい穀物パンを作りたい」という想いから生まれました。
というのも、穀物系のパンは直焼きのハード系のパンばかり。「トーストして食べて欲しくて雑穀入りの食パンにたどりついた」と児玉シェフ。大地の恵には、オーツ麦、カラス麦、大麦、ごまなどの雑穀と、さらに発芽玄米を入れてもちもちの食感を目指したそうです。
児玉シェフのパンはまず「生地がおいしい」ことが基本。おいしくて、さらに体にいいパン、それが「大地の恵」です。
穀物の甘さを引き出すために、生地にはなるべく糖分を使いたくない。かといって糖分が少なすぎるとパンが固くなってしまう。そんなせめぎあいを経て生地は絶妙な甘さのバランスに仕上がっているそうです。うーん。これは、食べてみたい!

■解凍して食べてみよう
「パンを、だいじに。」に同封されている児玉シェフ監修の「おいしいリベイクの仕方」によると、食パン類は冷蔵庫でゆっくりと解凍してからトーストすることが推奨されています。
「カリカリになるまでトーストして食べるのがおすすめ」とおっしゃっていたので、トーストして食べてみました。
が。その前に。解凍しただけの生地があまりにしっとりしておいしそうだったので、まずはそのまま食べてみました。
確かに、絶妙な甘さ!「雑穀パン」の印象が変わるしっとりさ。このままでも、充分おいしいです。

トーストして、バターをたっぷり。
じゅわっとしみたバターがなんと美味。トーストはトーストで、別の食感、別のおいしさがあります。
そのままでもしっとりみずみずしい生地なので、シンプルにレタスとハムを挟んで、ほんの少し強めにマスタードをきかせたサンドイッチにも合いそうですし、胡椒のきいたパストラミをたっぷりと挟んでもおいしそうです。
おいしくて、栄養満点。毎日食べたい食パンです。
(石井 久子)
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