ボンヴィボンのマリボー~パンを、だいじに。
ビアンキュイとボンヴィボンで、パンのフードロスの解決に取り組む「パンを、だいじに。」。ご購入いただいた皆さまに届くパンたちをひとつひとつご紹介していきます。
今日ご紹介するのは、「マリボー」です。

■ちょっと不思議なチーズパン
つるつるっとしてまるい形。
一見、新しい種類のメロンパンに見間違えてしまいそうな、つやつやとしたまるいパン。「マリボー」というパンの名前を見て、なるほどチーズなのね、とつるつるの正体がわかる。
ちょっとここで豆知識。「マリボーチーズ」ってよく聞きますが(スタバのメニューでもハムとマリボーをサンドしたカスクルートがありますよね)どんなチーズなのかご存知ですか?
マリボーチーズはデンマークで牛乳を原料にして作られているセミハードタイプのチーズです。クセがなくマイルドな味わいで、加熱するとよく伸びることが特徴のひとつ。ですので、ピザやグラタンにもよく使われます。
ボンヴィボンの「マリボー」もチーズたっぷり。表面全てがチーズで覆われています。

■チーズのおせんべいがのっかった、みたいなパン
大きさは直径12cm程度。それほど大きくはないのですが、チーズの迫力からかボリューム感があります。チーズをこよなく愛す児玉シェフだからこそ(マヨネーズもこよなく愛していらっしゃいます)児玉シェフのチーズを使ったパンにはこだわりも満載なのだろうとお話をうかがう前から期待してしまうのは私だけではないはず。
児玉シェフいわく、「バゲットムニエの生地に、オリーブ、ドライトマト、スモークチーズ、オリーブオイルを練りこんで、ムニエの生地をさらにしっとりもちもちさせたパン」が「マリボー」のなかみ。そして、焼きあがる直前にマリボーチーズをのせてさらに焼くのだそうです。
「マリボー」がマリボーたる所以は、もちろんチーズ!「いろいろなチーズがあるけど、マリボーはのせて焼くとこういう感じになる。ピザ用チーズとかエダムチーズとかだとこうはならなくて、マリボーチーズの特徴を活かしてこのパリパリ感を出したかった」とおっしゃっていました。
「チーズのおせんべいがのっかった、みたいなパン」にしたかったんですって。

■リベイクして食べてみよう
オーブンを160℃で予熱し、そのままの温度で凍ったままの「マリボー」を入れて、スチームコースで8分リベイクしました。あつあつになるまでリベイクしましょう。
お店で買った場合も、リベイクしてから召し上がるほうがおいしいと思います。すぐに食べたい気持ちをぐっとおさえて、おうちに帰ってリベイクしましょう!

チーズがパリパリ。「チーズのパン」でこういう食感はなかなかないかも。これが児玉シェフがおっしゃっていた「チーズのおせんべい」なんだろうな。
マリボーチーズでパンがコーティングされていて、そのチーズとパンの相乗効果がスゴイ!ドライトマトとオリーブが入ってて、チーズがかかってるなんて、そりゃおいしいはずだよなぁ…生地だけでも絶対においしいパンだと思いますが、チーズをあわせることで何倍もおいしくなっている気がします。
ボンヴィボンに行ったら、何かひとつは必ずチーズがのったパンを買ったほうがいいですよ、とこっそり皆さまにお伝えしたいくらい、私は児玉シェフが作るチーズのパンが大好きです。またひとつ「好きなチーズのパン」が増えました。
石井 久子)
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